【S17最高最終2201】トノラグ Final
Q.トノラグがこの先生きのこるには?
A.偽装雨(ドヤァ
【構築経緯】
前記事で書いた純正トノラグでは2100は目指せても2200は流石に無理だと思い、第2回真皇杯で手応えを感じたトリル軸+積み展開のトノラグ偽装構築を使うことを決意した。
真皇杯のパーティーは環境に刺さってないと感じたため、既に結果が出ている貧弱雨の並びを丸パクりする所からスタートした。
対戦を重ねていくと各ポケモンの役割対象が明確になったので役割対象に特化した努力値振りを行い、自身では使いこなせなかったポケモンの枠を変更することで構築が完成した。
この並びを生み出したかつかれーさんには圧倒的感謝。
【個別紹介】
ニョロトノ@拘り眼鏡
控えめ 雨降らし
175(76)-x-114(148)-156(252)-124(28)-91(4)
ハイドロポンプ・波乗り・冷凍ビーム・滅びの歌
H:16n-1
B:補正有A252メガバシャーモの飛び膝蹴りを最高乱数以外耐え(瀕死率6.3%)
C:ぶっぱ
D:
補正無C252襷ゲンガーのヘドロ爆弾を高乱数2耐え(瀕死率6.3%)
補正無C252珠ゲッコウガの変幻自在悪の波動を高乱数2耐え(瀕死率3.5%)
S:余り
トリル軸の核となるハイパワー蛙。
役割対象は単体だとゲンガー、ギルガルド、ゲッコウガ、バシャーモ、ウルガモス、カバルドン辺りで、並びだとポリクチやクレセドランとなる。
珠ゲッコウガの悪波を2耐えするのでゲッコウガ対面は草結び考慮の冷Bを押していた。
ちなみに悪波→草結びと入られることもあったので安定択ではない。
ゲンガーにはメガシンカ後だと波乗りを耐えられる可能性があるので勇気のドロポンを押すのが吉。
気合玉が欲しい場面もあったが、バトンパや害悪パに打てる滅びの歌の方が優先度は高かった。
ラグラージ@食べ残し
図太い 激流
207(252)-x-147(188)-106(4)-118(60)-81(4)
波乗り・ステルスロック・欠伸・吠える
H:ぶっぱ
B:
補正有A252珠ファイアローのA2段階上昇ブレイブバードを最高乱数以外耐え(瀕死率6.3%)
補正有A252ガブリアスの逆鱗を食べ残し込み確定2耐え
補正有A252メガガルーラの猫騙し+捨て身タックルを食べ残し込み確定耐え
C:余り
D:
補正無C252珠ゲンガーのシャドーボールを食べ残し込み確定2耐え
補正有C252水ロトムのハイドロポンプを食べ残し込み確定2耐え
S:余り
もはや有名となってしまった残飯ラグ。
ガルクチ対面の引き先その1。
欠伸を連打するだけで体力が回復するのでPP枯らしを許さない。
クチートの苦手な炎や地面に後出しして起点を作っていくことが基本的な立ち回りとなる。
足りない耐久は威嚇が補ってくれるのでクチートとの相性が非常に良かった。
特性を考慮されないことが多く、激流波乗りでバシャマンムーHDアロー辺りを倒した時は非常に気分が良かった。
意地っ張り 威嚇
155(236)-150(252)-105-x-75-73(20) ※メガ前
じゃれつく・叩き落とす・不意打ち・剣の舞
H:6n-1
A:ぶっぱ
S:余り
テンプレ of テンプレの嫁枠兼エース枠。
唯一のメガ枠なのでこのポケモンを通していく立ち回りが基本となるが、相手のゲンガーと1対1交換を取ってから裏のジャローダや霊獣ボルトロスを通していく立ち回りも非常に重要であった。
ステロ込み1舞不意打ちでガルガブを縛れ、ステロ込み2舞不意打ちでサザンドラを縛ることができる。
シャンデラ@風船
穏やか 貰い火
167(252)-x-123(100)-165-143(156)-100
H:ぶっぱ
B:
補正有A252メガガルーラの噛み砕くを最高乱数以外耐え(瀕死率6.3%)
補正有A252メガリザードンXのA1段階上昇ドラゴンクローを最高乱数以外耐え(瀕死率6.3%)
補正有A252メガバシャーモの叩き落とすを確定耐え
D:
11n
補正無C252メガゲンガーのシャドーボールを最高乱数以外耐え(瀕死率6.3%)
クチートと相性の良いトリル要員。
ガルクチ対面の引き先その2。
持ち物が風船なのでトノクチシャンのようなトリル選出をした場合でも地面の一貫を切ることができる。
メガリザYはそのまま返り討ちにすることができ、メガリザXは積まれてもドラクロは耐えてトリル、逆鱗は技固定後死に出しクチートで狩ることができるのでリザクチ対面の引き先としても比較的安定していた。
Dにかなり厚く振っており、ゲンガー対面でもトリルを張ることができる。
このポケモンがいないと個体数の増えていたウルガモスが死ぬほど重い。
臆病 天の邪鬼
182(252)-x-115-95-116(4)-181(252)
H:ぶっぱ(光合成効率意識の偶数)
D:ダウンロード対策
S:ぶっぱ
自身がエースにもなれるゴツメ枠。
ガルクチ対面の引き先その3。
秘密ガルが増えて対面ではガルーラに勝ちにくくなったが、威嚇を入れると比較的有利に立ち回れた。
蛇睨みとリフレクターでクチートの全抜きをサポートできるのが非常に強い。
霊獣ボルトロス@ラムの実
臆病 蓄電
159-112-93-188-100-167 ※実数値のみ記載
10万ボルト・気合玉・目覚めるパワー飛行・悪巧み
H:16n-1
B:補正無A252ガブリアスの逆鱗を確定耐え
C:余り
S:最速100族と同速
まさかのめざ飛霊獣ボルトロス。
ヘラクロスを確定で落とせる火力が必要だと考え素早さを犠牲にした。
ヘラを意識しないのであれば通りが良くDダウンも狙えるサイキネで問題ないと思う。
役割対象は単体だとヘラクロス、サザンドラ、フシギバナ、モロバレル辺りで、並びだと受けループやマンダナットとなる。
本家はこの枠にトゲキッスを採用していたが、マンダ軸やサザンドラが重いと感じたのでこのポケモンを採用した。
ファイアローに気持ち強くなる点も評価している。
持ち物はモロバレル対面でドヤ顔するためにラムの実にしたが、オボンの実の方が汎用性は上がると思う。
【選出】
・ガルガブゲンボルトスイクン+バシャorアロー→クチラグジャロ
クチートでゲンガーと1対1交換ができれば裏のジャロが一貫する。
ジャロが苦手な炎タイプとボルトロスはラグ後出しから対処する。
・ガルガブゲンボルトスイクン+ガモス→クチシャンジャロ
厨パの中では一番重い並びとなる。
ギガドレガモスで詰まないようにシャンデラを選出するのが無難。
・ガルクレセドラン→クチトノシャンorクチトノジャロ
トノドラン対面を作ったら勝ち。
・ガルカバゲッコ+ゲンガー→クチトノシャンorクチトノジャロ
雨下でトノカバ対面を作ったら勝ち。
・ガルクレセサザン+ゲンガー
無理。勝てない。
色々選出を試したが読みがかなり噛み合わないと無理という結論となった。
ガルーラ軸の特殊アタッカーはサザンドラよりウルガモスとゲッコウガの方が多かったので助かった。
・ヘラクレセドラン→クチラグボルト
ラグで起点を作り霊獣ボルトで無双する。
クチートを裏に残すことでトリル三日月に対する切り替えしも可能となる。
・マンダナットorマンダジバコ系統→クチラグボルト
ステロ+悪巧み10万でマンダが落ちる。
気合玉が当たれば勝ち、当たらなかったら負け。
・受けループ→クチラグボルト
霊獣ボルトを通せば勝ち、通せなかったら負け。
・ボルトゴーリメタモン+ガルゲン→クチシャントノ
サイクルは回さずクチートをかなり雑に扱う。
オニゴーリは守るのタイミングに合わせてシャンデラでトリルを張れば突破可能。
結局運ゲになるが、そこまで不利にはならない。
【選出率】
参考までに直近50試合の選出回数を載せておく。
ニョロトノ : 20回
ラグラージ : 25回
クチート : 47回
シャンデラ : 20回
ジャローダ : 23回
霊獣ボルト : 15回
非メガ枠をかなりバランスよく選出できたように感じられる。
【S17結果】
最高最終 : 2201
最終順位 : 41位
自身初のレート2200を達成することができた。
第7世代ではさらに上を目指していこうと考えている。